ニュース 電子 作成日:2014年8月12日_記事番号:T00052078
これまで超高解像度4K2Kテレビ向け液晶パネルをリードしてきた台湾メーカーは第2四半期、韓国メーカーにシェアで追い抜かれた。しかし業界関係者によると、液晶テレビ市場が下半期の需要期を迎える中、台湾メーカーは最近、再逆転に向けた動きを始動させているようだ。12日付電子時報が報じた。
4Kパネル市場をメーカー別に見ると、現在、台湾の群創光電(イノラックス)がシェア首位に立っており、これに韓国のサムスンディスプレイ、LGディスプレイ(LGD)が続いている。韓国勢は自社ブランドを有する強みを持つことから、イノラックスの首位維持は危ういとの見方が出ているが、同社はこれまで注力してきた中国市場の他、欧米市場の開拓や広色域技術を導入することで対抗する姿勢を見せている。
一方、これまで4Kパネル市場でのシェアが比較的低かった友達光電(AUO)も、下半期は50、55、65インチなど大型製品の出荷に注力しており、全力でシェア拡大を目指している。
ただ業界関係者は、台湾メーカーの生産ラインは既にフル稼働となっており、下半期の大幅な出荷増は難しく、シェア逆転は容易ではないと指摘している。
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