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台南・高雄で集中豪雨、停班停課の判断遅れに批判も


ニュース 社会 作成日:2014年8月13日_記事番号:T00052086

台南・高雄で集中豪雨、停班停課の判断遅れに批判も

 12日、台南市、高雄市、屏東県は南シナ海から吹くモンスーンの影響で集中豪雨に見舞われ、台南市では市街地の一部で腰の高さまで冠水したほか、高雄市中心部の大規模爆発事故被災地も水に漬かった。中央気象局のまとめによると、12日午前0時から午後10時半までに台南市西港区で343.5ミリメートル、高雄市大社区で318.5ミリなどの猛烈な雨を観測した。13日付蘋果日報が報じた。 


台南・仁徳工業区一帯も冠水被害が深刻だった(12日=中央社)

 中央気象局は11日午後9時の段階で、集中豪雨への警戒を呼び掛けていたが、台南市では公共機関と学校を休みにする「停班停課」の措置決定が通勤時間の午前8時10分にずれ込み、高雄市も正午近くになって午後からの停班停課を発表したため、判断が遅過ぎると批判を浴びた。頼清徳台南市長は、雨量の変化が非常に急激だったことを理由に挙げ、市民に謝罪した。

 高雄市は13日も降雨量が基準の350ミリを超える恐れがあるとして、引き続き停班停課とした。

 なお、経済部工業局南部工業区管理センターによると、管轄する工業区では一部で冠水の被害が伝えられたものの、生産面に関する被害は出ていない。