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中科拡張、GPSによる断層観測実施


ニュース その他分野 作成日:2014年8月13日_記事番号:T00052087

中科拡張、GPSによる断層観測実施

 中部科学工業園区(中科)第3期(后里基地の七星農場部分、台中市后里区)の開発計画は、行政訴訟での和解成立を受け、第2段階の環境影響評価が再開されたが、行政院環境保護署(環保署)は12日、高雄市での大規模爆発事故を受け、GPS(全地球測位システム)による断層観測を調査項目に含めることを決めた。13日付工商時報が伝えた。

 中科の周辺には、三義断層、屯子脚断層などが通っている。今回の決定は、開発区域内に敷設されるさまざまなパイプが断層活動による影響を受けるのではないかという地元住民や環境団体の懸念に配慮したものだ。

 環境影響評価委員は「もしパイプが断層を通っている場合には、予防的対策が必要となる」と指摘した。