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プユマ号が破損、コンクリート資材ぶつかる


ニュース 運輸 作成日:2014年8月13日_記事番号:T00052088

プユマ号が破損、コンクリート資材ぶつかる

 台湾鉄路(台鉄)の防音壁工事を委託された業者が12日、工事に使うコンクリートブロックを線路脇で運んでいた際、線路にはみ出す形でブロックを置いたため、走行中の振り子式特急「普悠瑪(プユマ)号」(午前10時25分花蓮発台北行き)がぶつかる事故が発生した。7両目の窓ガラスが割れたが幸いけが人はなかった。2便が遅延し600人以上の足に影響した。13日付蘋果日報などが報じた。

 事故現場は瑞芳駅から四脚亭駅に向かう途中で、施工業者はコンクリートブロックをクレーン車で運び、工事の準備をしているところだったが、台鉄に線路脇への進入を申請していなかった。今回の事故でプユマ号は窓ガラスの他、車両先頭部、コントロールボックス、排障器などが破損した。台鉄は、「事故により車両破損、運行に支障をきたしたため施工業者に対し損害賠償を請求する」と発表した。金額は未定。なお、事故車両は6月末に馬英九総統も乗車した新型車両で、価格は1列車6億台湾元(約20億円)以上だ。