ニュース 商業・サービス 作成日:2014年8月13日_記事番号:T00052091
都市部の低価格ホテルで客室稼働率が90%を超え、特に台北市では100%に迫っていることが不動産仲介の欣元商仲の調査で明らかとなった。今年に入り中国人自由旅行者が宿泊客全体の1~2割を占めるまでに増加していることが主因だ。交通部観光局は、年内にも中国人自由旅行者の1日当たりの受け入れ上限を現在の4,000人から5,000人へ引き上げることを検討しており、実現すれば低価格ホテルはさらなる業績成長が期待できる。13日付経済日報が報じた。
低価格ホテルチェーンはここ数年、台北市、高雄市、台中市を中心に店舗数の拡大を図っており、その数はホテル全体の5~6割を占めるようになっているという。有力チェーンとしては、北部中心の福泰桔子商旅(フォルテオレンジビジネスホテル)や城市商旅(シティー・スイーツ)、台中市で展開する塔木徳商務旅館(タルムードビジネスホテル)、南部の御宿旅館集団(ロイヤル・グループ)が挙げられる。
焦文華・欣元商仲総経理は、ここ数年、国賓大飯店(アンバサダー・ホテル)の「amba」、晶華国際酒店(フォルモサ・インターナショナル・ホテルズ)の「捷絲旅酒店(ジャストスリープ)」など大手ホテルグループもサブブランドを立ち上げて低価格ホテル市場に参入しており、今後ブランド効果で勢力を伸ばすとの見方を示した。
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