ニュース 金融 作成日:2014年8月13日_記事番号:T00052092
金融監督管理委員会(金管会)は12日、生保業界で財務状況が悪化していた国宝人寿保険(グローバル・ライフ・インシュアランス)、幸福人寿保険(シングフォー・ライフ・インシュアランス)を公的管理下に置いた。来年にも売却入札を実施する。
懸念されていた国宝人寿、幸福人寿への解約殺到は13日午前には見られなかった(13日=中央社)
国宝人寿は2006年に債務超過に陥り、今年6月末現在で債務超過額は252億台湾元(約860億円)に達している。幸福人寿も239億元の債務超過状態にある。このため、公的資金の投入額は2社で500億~600億元が見込まれる。
金管会は「公的管理への移行後も2社は経営を継続し、保険契約者の権益は影響を受けない」と強調した。
13日付経済日報によると、金管会の曽銘宗主任委員は「公的管理への移行は最も望ましくない手段だ。公的資金の投入は今回が最後であってほしい」と述べた。
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