ニュース 社会 作成日:2014年8月14日_記事番号:T00052111
内政部警察署の保安警察第二総隊(保二総隊)は、日本の衛星放送を全て無料で見られるよう不正改造したB−CAS(ビーキャス)カード、「BLACKCASカード」を日本向けに販売し、暴利をむさぼったとして、著作権法違反の疑いで男2人を逮捕した。14日付聯合報が報じた。
日本の警察は2年前から摘発を進め、BLACKCASカードが台湾製であることを突き止めた。日本の衛星テレビ局は司法共助の協議に基づき、台湾で提訴した。保二総隊はこのほど、台北市南港区と新北市新店区で紀容疑者(45)、王容疑者(35)を逮捕し、BLACKCASカード1万枚以上、日本円50万円、衛星放送受信機、アンプ、カードリーダーなどを押収した。
保二総隊によると、容疑者2人はコスト1枚10台湾元(約34円)足らずのBLACKCASカードを1枚5万円で日本向けに販売。視聴期限は2038年までとし、1年間の保証期間まで設けていた。
日本の衛星放送を全チャンネル試聴する場合、通常は毎月約5万円かかる。BLACKCASカードは1,500億円に上る市場を侵害した計算だ。
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