ニュース 医薬 作成日:2014年8月14日_記事番号:T00052123
衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)が13日発表した統計によると、台湾の住民が昨年1年間に服用した睡眠薬は前年比1.8%減の3億2,700万粒だった。台湾には不眠症患者が約200万人いるとされ、患者1人当たり1年間で約163.5粒を服用したことになる。14日付蘋果日報が報じた。
同統計によると、昨年使用された睡眠薬の種類は多い順に▽ゾルピデム▽エスタゾラム▽ブロマゼパム――だった。
耕莘医院(新北市)精神科の楊聡財医師は、一般的に1日に6時間以下しか眠れない日が1カ月以上連続した場合、不眠症と診断されると説明。こうした状態が1週間続くだけで、肉体的、精神的に疲れを感じるという。
台湾の不眠症患者の比率はアジアでも高い方で、楊医師は「過度に仕事でがんばりを求められることがストレスとなっている」と指摘した。
TFDAは「睡眠薬は正しく服用しなければ効果を発揮しない」と警告し、不眠症が疑われる場合は専門医の診察を受け、原因を特定した上で、適切な服用方法について指示を受けるよう呼び掛けた。
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