ニュース 電子 作成日:2014年8月14日_記事番号:T00052126
ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)の第2四半期純利益は前年同期比7割増の23億6,700万台湾元(約81億円)で、純損失22億6,400万元となった第1四半期から黒字転換し、上半期通期で純利益1億300万元となった。14日付蘋果日報などが報じた。
第2四半期の売上高は前期比18%増、前年同期比21%増の2,018億7,000万元だった。粗利益率は3.9%で前期比0.4ポイント下落した。業界関係者は、アップルのタブレットPC「iPad mini」生産への初期投資がかさんだためと分析した。上半期ノートPC出荷は1,950万台で、コンパルは、通年目標の4,100万台は達成可能と自信を示した。
一方、同業の緯創資通(ウィストロン)の第2四半期純利益は12億1,100万元で、前期の約3.5倍に増えた。前年同期比では30.4%減だった。粗利益率は6.28%で、2007年上半期以来の最高となった。
上半期ノートPC出荷は約950万台で、2,000万台の通年目標を据え置いた。同社は、下半期の出荷は上半期より5〜10%増えると予想した。
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