14日付電子時報によると、９月９日発表と伝えられるアップルのスマートフォン新機種「iPhone6」のうち、先行発売するとみられる4.7インチ機種の組み立ては、和碩聯合科技（ペガトロン）が５割を手掛けるとの観測が出ている。同機種は年内に5,000万台の出荷が見込まれ、ペガトロンは2,500万台を受注する計算だ。ただ、現時点で裏付けは取れていない。
iPhone6はサプライヤーが既に出荷態勢に入ったようだ。業界関係者によると、従来iPhone6は4.7インチ機種の少なくとも７割、5.5インチ機種の全ての組み立てを鴻海精密工業が受注するとみられていた。
しかし、ペガトロンがiPhone5sの良品率問題を解決したことなどから、アップルが同社に対する評価を高め、iPhone6の組み立て発注を拡大したと伝えられている。5.5インチ機種も2015年上半期に見込まれる新規発注分で、ペガトロンが受注する可能性がある。
