ニュース 電子 作成日:2014年8月14日_記事番号:T00052131
スマートフォン大手、宏達国際電子(HTC)の今年の出荷台数が2,000万台を下回り、6,000万台に迫るとみられる中国の新興ブランド、小米科技(小米、シャオミ)の3分の1程度にとどまるとの予測が、市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)より示された。14日付工商時報が報じた。

トレンドフォースは、第3四半期の世界スマホ市場は中国ブランドとアップルの次世代機種「iPhone6」がけん引して、総出荷台数は3億2,200万台と、前期比13%増えるものの前年同期比では若干減少すると予測。第4四半期は前年同期比で横ばいとなり、通年では前年比29.2%増の12億台との予想だが、HTCの出荷は昨年の2,260万台(IDC統計)から大きく落ち込む見通しだ。
中国勢は今年、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)、聯想集団(レノボ)、小米、酷派(クールパッド)、中興通訊(ZTE)の各社が、既に損益分岐点の3,000万台を大きく上回っている。通年ではレノボは買収したモトローラ・モビリティと合わせて9,000万台を超え、ファーウェイは6,500万台、クールパッドは小米と同じく6,000万台に迫るとの予測だ。
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