ニュース 建設 作成日:2014年8月15日_記事番号:T00052147
不動産専門誌「住展雑誌」が14日に発表した最新の調査結果によると、台北市における完成前に予約販売する新築住宅の7月の平均坪単価は前月比1.4%上昇の92万3,400台湾元(約316万円)で過去最高を更新した。15日付工商時報が報じた。

住展雑誌は同日、北部(台北市、新北市、桃園県、基隆市、新竹地区、宜蘭県)の予約販売住宅価格の調査結果を発表。それによると、台北の他、▽桃園、25万6,300元(前月比1.1%上昇)▽基隆、20万3,500元(0.3%上昇)▽宜蘭、20万7,600元(6.8%上昇)──で上昇、▽新北市、42万元(1.7%下落)▽新竹、23万800元(2.5%下落)──で小幅な下落を記録した。
なお台北市地政局が先ごろ発表した4月の住宅価格指数では前月比0.8%下落、国泰建設(キャセイ・リアル・エステート)が7月末に発表した第2四半期の新築物件成約可能価格の平均坪単価も台北市、新北市、台南市、高雄市の4都市で前期を下回ったことについて住展雑誌の施絢傑編集長は、「当誌の調査では各地でエリア過去最高額を更新しており、特に台北市の新築物件については依然、緩やかな上昇傾向にある」と指摘。今後、同市の住宅価格は二極化が進むとの見通しを示した。
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