ニュース 医薬 作成日:2014年8月15日_記事番号:T00052148
新薬研究開発(R&D)の基亜生物科技(メディゲン・バイオテクノロジー)が開発中の肝臓がん新薬「PI−88」の第3相臨床試験が難航していることが判明し、同社の株価が暴落している。15日付工商時報が伝えた。

同社がインサイダー取引を行ったと報じたメディアについて張董事長(右)は「不実報道であり、告訴も辞さない」と述べた(14日=中央社)
同社株価は7月28日から8月14日まで14取引日連続でストップ安を記録、さらに15日もストップ安となって下落率は66%に達した。
これについて張世忠董事長は14日、店頭市場に当たる証券櫃台買売中心(櫃買中心、GTSM)での情報開示を通じ、「経営は正常であり、財務状況も健全だ」「PI−88は開発開始から14年たっており、詐欺劇ではない」などと訴えた。
その上で、張董事長は「必ず成功するとは保証できないが努力していく。第3相臨床試験はまだ完了しておらず、成否を判断する段階にはない」と述べた。
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