ニュース 金融 作成日:2014年8月18日_記事番号:T00052169
中央銀行(中銀)の15日発表によると、7月末時点の台湾の銀行全体のオフショア銀行部門(OBU)と外国為替取扱指定銀行(DBU)を合わせた人民元預金残高は2,930億2,600万人民元(約4兆9,000億円)で過去最高を更新したものの、前月比伸び率は0.1%と人民元預金が開放されて以来の最低を記録。台湾市民の人民元預金ブームが下火となっていることをうかがわせた。16日付経済日報が報じた。
中銀の発表によると、7月末時点のDBUの人民元建て預金残高は2,409億8,800万人民元で前月比0.38%増加、一方、OBUの同預金残高は520億3,800万人民元で1.2%減となり、3カ月連続の減少となった。
人民元預金残高の成長鈍化について中央銀行外匯局の顔輝煌副局長は「市場の成熟、安定を示す」と指摘。その上で「大きく変動することは決して良いこととは言えず、現在市場は非常に健全な状態にある」と強調した。
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