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高雄石化専用区は「尚早」、陳市長が不快感


ニュース 石油・化学 作成日:2014年8月18日_記事番号:T00052174

高雄石化専用区は「尚早」、陳市長が不快感

 杜紫軍経済部長がこのほど、高雄市に石油化学産業を集約する「高雄石化専用区」構想を提唱したことについて、陳菊高雄市長は「石化専用区について今話し合うのは尚早だ。輸送管問題を優先的に解決し、高雄市民の安全な生活環境を取り戻すべきだ」と不快感を示した。16日付自由時報が伝えた。


陳市長(左)は「石化専用区設置の是非は全ての高雄市民との議論が欠かせない」と述べた(15日=中央社)

 行政院も地元の反発を受け、「経済部の初歩的な構想にすぎず、行政院長は同意していない」として、スタンスを後退させた。

 一方、元高雄市長の呉敦義副総統は、経済部の構想に「大きな方向性としては正確だ」と支持を表明した。ただ、建設地については地元住民の意向を踏まえ、意思疎通に時間をかけるべきだと指摘した。