バイク大手の三陽工業（ＳＹＭ）は17日、黄色ナンバープレート（排気量251～500㏄）の新型「Ｔ３」と野狼「SB300」を発表した。今年の黄色ナンバープレートのバイク販売台数で3,000台、市場シェア35％を目指す。18日付工商時報などが報じた。
「Ｔ３」を購入した先着200人に「GoPro」の防水カメラ１万元相当をプレゼントする（ＳＹＭリリースより）
「Ｔ３」は25日に発売予定で販売価格は18万9,000台湾元（約65万円）。「SB300」は第４四半期に発売予定だ。半年以内に1,000台売れると見込む。
黄色ナンバープレートのバイクは2012年７月に高速道路の走行を認められ、免許取得が急増している。交通部の統計によると、免許取得者数は８万6,000人に上るが、販売台数は２万6,000台で、市場開拓の余地が70％残されている。
同社は今年60周年を迎えた。劉永華総経理は、今年世界で62万台（前年比20％増）のバイク販売目標に変わりはないと述べた。内訳は台湾21万台、ベトナム26万台、中国・アモイ15万台。
