ニュース 電子 作成日:2014年8月18日_記事番号:T00052181
発光ダイオード(LED)業界では今年、バックライトおよび照明向け需要が堅調で、川上から川下まで生産ラインはフル稼働状態となっており、旺盛な受注に応じて各社が生産能力拡充を進めている。しかし、市場調査会社、LEDインサイドの儲于超・研究協理は「LED価格の持続的な下落により利益が圧迫されているため、メーカーの拡充姿勢は従来に比べ慎重なものになっている」と指摘。その上で「ニッチ型の高付加価値製品の開発に積極的に取り組み、収益力の向上を目指している」との見方を示した。16日付蘋果日報が報じた。
晶元光電(エピスター)は先ごろ同業大手の璨円光電(フォルモサ・エピタキシー)を買収・合併すると発表した他、MOCVD(有機金属気相成長法)装置を台湾工場に12台、中国工場に25〜30台追加する方針だ。
また隆達電子(レクスター・エレクトロニクス)も、後工程パッケージング(封止)生産能力を40%拡充する他、前工程の拡充も表明しており、新たな設備設置スペースを確保するため苗栗県竹南鎮に工場を購入する予定だ。
LEDパッケージング最大手の億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)も6月から拡充計画を進めており、9月には生産能力が25%増強され、第3四半期の月産能力は40億個に達する見通しだ。
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