ニュース 農林水産 作成日:2014年8月19日_記事番号:T00052192
高雄市政府は18日、興達港(同市茄萣区)で予定している▽海洋産業発展区▽船舶製造・修繕区▽プレジャーボート観光商業区──の開発案件のうち、海洋産業発展区について7月末にある民間企業が10億台湾元(約34億円)以上を投じ、BOT(建設、運営、譲渡)方式で遠洋漁業の川上から販売までの産業チェーンを構築する計画を市に提出したと発表した。高雄市海洋局による計画の審査など準備作業を10月末までに終え、本格的な開発に着手する見通しだ。19日付工商時報が報じた。
賴瑞隆・海洋局長によると、海洋産業発展区の開発に名乗りを上げた民間企業は、大手の遠洋漁業関連業者で、10.28ヘクタールの用地に漁船の停泊、水揚げ、魚の冷凍、加工、販売が可能な施設を開発したい考えだ。
また船舶製造・修繕区の開発についても、地元の造船業者が投資計画を提出している。しかし、同エリアではBOTではなく、中央政府の意向により競争入札を通じた土地リース方式が採用されているため、同業者の計画が実現するかは未知数だ。ただ、高雄市海洋局は今後、投資効率を考慮してBOT方式を採用すべきかどうか行政院農業委員会漁業署と協議を持つ構えだ。
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