ニュース 政治 作成日:2014年8月19日_記事番号:T00052193
行政院大陸委員会(陸委会)は16日、張顕耀副主任委員(51)が「家庭の事情」で辞任するといったん発表した後、18日になって、「業務上の疑惑を解明する必要がある」と説明を改め、憶測を呼んでいる。19日付蘋果日報が伝えた。
疑惑が向けられている張氏。陸委会は当初辞任理由を「家庭の事情」としたことについて、張氏を守るためだったと説明している(中央社)
張氏本人も同日、辞任が家庭の事情ではなく、上司である王郁琦主任委員に辞任を迫られたと主張する声明を出し、疑惑説については、「無実の罪を着せるものだ」と陸委会を批判し、混乱に拍車をかけた。
疑惑の内容は明らかにされていないが、消息筋によれば、「安全保障レベル」の問題であり、近く陸委会は特別の調査小委員会による行政調査を実施する方針とされる。
政界関係者の間では、中台交渉で張氏が中国寄りの姿勢を取ったか、交渉条件を中国側に漏らしたのではないかといった見方も出ているが、憶測の域を出ていない。
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