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台商への内国民待遇、段階的に推進=中国政協主席


ニュース その他分野 作成日:2014年8月19日_記事番号:T00052194

台商への内国民待遇、段階的に推進=中国政協主席

 中国人民政治協商会議全国委員会(全国政協)の兪正声主席は18日、北京を訪れた中華民国全国工業総会(工総、CNFI)の許勝雄理事長らと会見し、中国に進出した台湾企業(台商)に対する内国民待遇の適用を段階的に推進していく姿勢を示した。19日付工商時報が伝えた。

 兪主席は「台商への内国民待遇適用は、中国大陸が各分野で推進する改革の方向の一つだ。今後は租税、関税分野だけでなく、市場参入面でも開放を継続したい。ネガティブリスト方式で政府による管理は少ないほどよい」と述べた。

 兪主席はまた、中国と韓国による自由貿易協定(FTA)の影響について、「中国側は慎重かつ段階的に処理し、台商の権益を積極的に守りたい」として安心を呼び掛けた。