ニュース 商業・サービス 作成日:2014年8月19日_記事番号:T00052200
行政院消費者保護処(消保処)が先月6県市のスーパーマーケットやコンビニエンスストア36店で冷凍、冷蔵庫463台を検査したところ、61%に当たる22店の104台が不合格だった。家楽福(カルフール)苗栗店に至っては、冷凍庫の吹き出し口の温度が15度と、規定より33度も高かった。冷凍はマイナス18度、冷蔵は7度以下でなければならない。19日付自由時報が報じた。

冷凍保存の納豆や帆立貝が冷蔵庫に保管されていたり、温度計が故障しているのに毎日の温度記録がある店もあった(18日=中央社)
カルフールは調査対象4店全てが不合格だった。大潤発(RTマート)と頂好超市(ウェルカム)を展開する台湾恵康百貨は3店のうち2店が不同格。セブン−イレブンは5店のうち1店が不合格。全聯福利中心(Pxマート)は4店が全て合格だった。
衛生福利部食品薬物管理署は、8月の再検査でいずれも改善され、温度が不適当だった冷凍食品は全て撤去されたと指摘した。
なお、もし期限内に改善されなければ6万~5,000万台湾元(約20万~1億7,000万円)の罰金が科されることになっていた。
王徳明・消費者保護官は消費者に対し、購入の際はパッケージに霜が付いていないものを選ぶよう呼び掛けた。かつて業者が節電のため電気を消す際に冷凍庫、冷蔵庫まで電源をオフにしていたケースがあったが、冷凍、冷蔵食品の多くは防腐剤を添加していないので腐敗しやすいと指摘した。
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