ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2014年8月19日_記事番号:T00052203
中国鋼鉄(CSC)が18日発表した7月の連結税引前利益は、前月比17%増、前年同月比49.5%増の27億3,500万台湾元(約94億円)で今年最高となった。同社は今年、前月比増益が続いている。7月の連結売上高は前月比1%増の306億4,300万元だった。19日付経済日報などが報じた。

同社は7月の増益について、原料である鉄鉱石のコストが下がったことや、4基の高炉がフル稼働で生産し、安定した生産量を維持していることを主因に挙げた他、出資している台湾積体電路製造(TSMC)、台湾国際造船(台船、CSBC)、瑞智精密などからの配当金が総額1億5,000万元に上ったことも大きいと説明した。
なお、7月の鉄鋼製品販売量は80万1,000トンで台湾域内向けは65%だった。今年1~7月の累計販売量は560万トン。証券会社は、同社の第3四半期販売価格は小幅に下落しているが、石炭や鉄鉱石などの原料価格も下落していることに加え、受注が第2四半期を超える317万トンに達しており、下半期の利益は上半期を上回ると予測した。
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