ニュース 社会 作成日:2014年8月20日_記事番号:T00052213
衛生福利部疾病管制署(疾管署)は19日、デング熱に感染した76歳の女性が16日に死亡したと発表した。デング熱感染による死亡は今年初めて。女性は連続爆発事故が発生した高雄市苓雅区に住んでいた。20日付中国時報が報じた。
死亡した女性は、9日に発熱、嘔吐(おうと)、筋肉痛、関節痛などの症状を訴え入院。12日には血小板の減少、血圧低下、消化器管出血の症状が現れ、病院が15日、重症型のデング出血熱の疑いがあると届け出た。翌16日、多臓器不全を併発し死亡した。
女性は高血圧症、糖尿病を患っていた。疾管署は、これらの慢性病患者はデング出血熱にかかりやすいため、特に住環境を清潔に保ち、デング熱を媒介する蚊に刺されないよう注意を呼び掛けた。
なお、台湾全土のデング熱感染者は12~18日に174件増加。今年夏以降で744件に上り、同期としては過去11年で最高を更新した。うち726件が高雄市に集中している。高雄市は連続爆発事故と大雨でデング熱が広がりやすい状況で、蔡武雄市衛生局疾病患制署長は、「当市にとってデング熱感染が最も深刻な1年になる」との見方を示した。
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