ニュース その他製造 作成日:2014年8月20日_記事番号:T00052222
米ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)が19日発表した主要輸出国25カ国・地域の製造業生産コスト指数(米国=100ポイント)によると、台湾は97ポイントと世界で6番目に低く、中国は5番目の96ポイントだった。中国生産のコストメリットが薄れ、中台のコスト競争力に大差がなくなっているようだ。20日付経済日報が報じた。
製造業生産コスト指数は、▽人件費▽電力▽天然ガス▽その他──のコストを基に算出された。低い順に▽インドネシア、83ポイント▽インド、87ポイント▽タイ・メキシコ、各91ポイント──だった。
メキシコは13年電子製品輸出額が780億米ドルで、06年の3倍以上に成長した。鴻海精密工業傘下の富智康集団(FIHモバイル)が進出しており、年間800万台のパソコンを輸出し、現在も工場を拡張中だ。中国の賃金は2004年の4倍近いが、メキシコは同期間に50%も上昇していない。生産力を考慮すると、メキシコのコストは中国を13%下回る。
一方、生産コスト指数が高い上位3位は▽豪州、130ポイント▽スイス、125ポイント▽フランス、124ポイント──だった。日本は111ポイントの10番目で、オランダ、オーストリアと並んだ。韓国は102ポイントで16番目だった。
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