ニュース 電子 作成日:2014年8月20日_記事番号:T00052231
20日付電子時報によると、ノートパソコン世界シェア首位の聯想集団(レノボ)は最近、サプライヤーに対し2015年度向け見積依頼書(RFQ)を発行したもようだ。サプライチェーン関係者によると、同社は来年、ノートPC生産の外部委託比率を今年の50%から40%に縮小する方針だという。特にThinkPad(シンクパッド)シリーズの外部委託比率は20%近くまで縮小する見通しで、台湾のODM(相手先ブランドによる設計・製造)メーカーやノートPCサプライチェーンに打撃となりそうだ。
サプライチェーン関係者は、レノボは来年、コンシューマ向けノートPCの自社生産台数を今年の800万台から900万〜1,000万台に、ビジネス用機種でも700万台から800万台に引き上げる計画で、外部委託量は300万台以上減少すると指摘している。
なおレノボは来年、同社と関係の強い仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)にノートPC生産委託の3割以上を発注するとみられる。一方でシンクパッドシリーズの主要委託先、緯創資通(ウィストロン)は受注比率が低下すると予想される。
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