ニュース 電子 作成日:2014年8月20日_記事番号:T00052234
経営再建を進めるDRAMメーカー、茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)は19日、同社が中部科学工業園区(中科)に保有する12インチウエハー工場の建物と付属設備を、半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手の矽品精密工業(SPIL)に売却することで契約を交わしたと発表した。買収価格は64億台湾元(約220億円)。10月にも引き渡しが完了し、早ければ年内に稼働できる見通しだ。20日付中国時報が報じた。

SPILの江百宏広報担当は「中科第3期(后里基地の七星農場部分、台中市后里区)に計画している工場は、(同工業区の開発に地元住民などの反対が強いことから)実現に不確定要素が大きく、見通しが立たないことからプロモス12インチ工場買収の競売参加を決めた」と説明した。土地面積3万6,000坪、建物の総床面積9万3,000坪の同工場は、環境アセスメントを再度実施する必要がなく、引き渡しを受けた後、設備を搬入すればすぐに生産が可能だという。
観測によると、同工場の競売入札にはファウンドリー最大手の台湾積体電路製造(TSMC)など計6組が参加していた。
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