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謝候補、「直航はチャーター便拡大が現実的」


ニュース 政治 作成日:2008年1月25日_記事番号:T00005224

謝候補、「直航はチャーター便拡大が現実的」


 6大産業団体が与野党の総統候補者の経済発展戦略について聞く「台湾経済発展フォーラム」は2日目の24日、民進党の謝長廷候補が登場し、「中国との直航便は、現行のチャーター便を拡大していくことが現実的だ」と語って、「1年で定期路線を実現」と主張する国民党の馬英九候補よりも慎重な姿勢を見せた。

 謝候補は直航便について、「企業経営者の75%が賛成していることは認識している」としながらも、「直航が実現すればビジネスマンの往来時間は短縮されるだろうが、台湾への衝撃は少なくない。例えば、中国の主要都市に2時間で行けるようになった場合、消費の流出が起き、台湾の内需に影響しないだろうか」と疑問を投げ掛けた。 

 謝候補はさらに、「馬候補は『国内線』でも『国際線』でもない『両岸線』と言うが、中国が受け入れるだろうか。もし、中国が『国内線』の立場を堅持したら馬候補は受け入れるのか。このため、現行のチャーター便を拡大していくのが最も現実的だ。毎年台湾人3万人が訪問する都市であれば、チャーター便を運航してよい」と語った。

 また、中国といわゆる「両岸平和協定」を結ぶ考えはないかという出席者からの質問に対し、「平和には賛成だが、まず内容をはっきりさせなければならない。台湾を売ることによって平和と交換することはできない」と強調した。その上で、「両岸政策は深謀遠慮が必要で、どちらの候補がより開放するかという競争を繰り広げたら、台湾は必ず損失を被る」と改めて持論を展開した。