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広告起用企業の損失莫大、柯震東の大麻事件


ニュース 社会 作成日:2014年8月21日_記事番号:T00052241

広告起用企業の損失莫大、柯震東の大麻事件

 滞在先の北京で大麻を使用していたとして俳優の柯震東(コー・チェントン、23)が先日逮捕されたことで、中国でイメージキャラクターなどに起用していた企業の直接・間接的損失が数十億人民元(1人民元=16円)に上る可能性が指摘されている。中国でも人気が高まっていた柯震東は、▽ストライド(ガム)▽ニベア(洗顔料)▽アディダス(靴)▽シボレー(自動車)──など大手メーカー19件の広告に起用されていた。21日付工商時報などが報じた。


中国の報道によると、柯震東の大麻使用歴は2年にわたる(中央社)

 ケンタッキーフライドチキン(KFC)は既に契約打ち切りを宣言し、その他の企業も広告の差し替えや、新しいタレントの起用などの対応に追われている。

 一方、柯震東はこれら広告出演料が年間5,000万人民元と言われているが、今回の逮捕で全てが水の泡になったばかりか、企業から賠償を求められる可能性がある。また、中国で大人気となっている「小時代」シリーズの続編を含む3作の映画の公開を控えているが、今回の逮捕で公開中止が決定すればさらに多額の賠償責任を負う恐れがある。