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3大科学園区の上半期売上高、過去最高に


ニュース その他分野 作成日:2014年8月21日_記事番号:T00052245

3大科学園区の上半期売上高、過去最高に

 科技部が20日発表した新竹科学工業園区(竹科)、中部科学工業園区(中科)、南部科学工業園区(南科)の3大科学園区に進出する企業の上半期売上高は前年同期比0.14%増の1兆645億台湾元(約3兆7,000億円)で、同期の過去最高を更新した。通信産業(15.71%増)、集積回路産業(6.27%増)がけん引した。21日付工商時報が報じた。

 中科は前年同期比13.08%増の2,394億元で、上半期の過去最高だった。モバイル端末の需要とスペック向上で、ファウンドリーなどの受注が増えた。

 一方、竹科は前年同期比4.09%減の5,322億元、南科は1.17%減の2,930億元とマイナス成長だった。竹科は工場用地が飽和状態で、試験生産が安定すれば中科、南科や海外で量産するメーカーもあるため、持続的成長が困難な状況だ。南科は、液晶パネル価格の下落や中国、韓国との競争で、平面ディスプレイ産業売上高が13.38%減少したことが響いた。