ニュース その他分野 作成日:2014年8月21日_記事番号:T00052250
経済部の卓士昭常務次長は20日、今月末に台湾で予定していた中台物品貿易協定の交渉再開について、中国側が「準備不足」を伝えてきたと認めた。杜紫軍経済部長は「年内に交渉が終了する可能性は低い」と述べ、年内妥結を目指す中韓自由貿易協定(FTA)に遅れを取ることに懸念を示した。21日付経済日報が報じた。

卓常務次長(中)。今年4月末にも中国は「準備不足」を理由に延期した(20日=中央社)
卓常務次長は、今月末の会合開催に向け努力しているが、9月初旬に台湾または中国で開催してもよいと述べた。

杜経済部長は、韓国にいったん市場を奪われれば、取り戻すのが非常に困難だとして、中韓FTAより大幅に遅れることに危機感を示した。一方、立法院で円滑に承認されるよう、中韓FTAより有利な条件を引き出すと強調した。
中台物品貿易協定の前段階、中台サービス貿易協定の立法院承認が停滞状態のため、台湾の協定推進に対し中国は依然不信感を抱いているようだ。
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