ニュース 電子 作成日:2014年8月21日_記事番号:T00052259
宏碁(エイサー)は20日、聯発科技(メディアテック)の8コアプロセッサー採用で第4世代(4G)移動通信規格に対応した世界初のスマートフォン「リキッドX1」を発表し、21日より中華電信との提携で販売を開始した。本体価格は7,990台湾元(約2万8,000円)とハイスペック、低価格を実現した。21日付経済日報などが報じた。
リキッドX1はブラックとワインレッドの2色展開だ(エイサーリリースより)
リキッドX1は、ディスプレイサイズが5.7インチと大画面機種ながら重さは164グラムに抑え、同サイズでは世界最軽量をうたう。デジタルカメラは1,300万画素で、0.3秒でピントを合わせる高速オートフォーカス(AF)機能を搭載している。音声による撮影モードの切り替えも可能だ。組み立ては、和碩聯合科技(ペガトロン)が手掛けている。
陳俊聖(ジェイソン・チェン)執行長は販売目標について、「重要なのは数ではない」と強調したが、同社はスマホ事業の早期損益均衡を目指し、台湾での販売目標を1カ月1万台と定めたもようだ。
なお、第4四半期にも4G対応機種「リキッドジェイド」も投入する予定で、証券会社は、同社の今年のスマホ販売台数は500万台を突破するとの見方を示した。エイサーは、早ければ2年以内に台湾での市場シェア上位5位に食い込みたい考えだ。
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