ニュース 電子 作成日:2014年8月21日_記事番号:T00052261
DRAMのスポット市場価格が最近下降を見せ、契約価格も9月から下落すると予想されている他、NAND型フラッシュメモリ市場でもアップルが間もなくスマートフォン新機種向けの調達を開始するとみられるにもかかわらず、価格が思うように伸びていないことから、需給バランスに懸念が生じており、今後、両市場で価格下落圧力が高まるとの見方が出ている。21日付電子時報が報じた。
DRAM業界では世界的な再編が進んだ後、約20カ月にわたり好況が続いてきた。しかしサムスン電子が建設中の「Line 17」工場でDRAMを製造すると表明したことが最近のスポット価格下落につながっている上、年内にサムスンの25ナノ製造プロセス製品および米マイクロン・テクノロジーの20ナノプロセス製品の生産が始まることから供給の上昇圧力が高まる見通しだ。
一方、NAND型フラッシュメモリ市場も、アップルの新製品が業界の生産能力を確保すると見込まれる他、川上メーカーが契約価格の値上げに努めているにもかかわらず、最近のオファー価格は予想されたほど上昇しておらず、アップルの調達が完了し、さらに新たな生産能力が稼働すれば、強い価格下落圧力にさらされると懸念されている。
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