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抽選の賞品上限、500万元に引き上げ


ニュース 商業・サービス 作成日:2014年8月22日_記事番号:T00052276

抽選の賞品上限、500万元に引き上げ

 百貨店の周年慶(創業祭)セールなどをはじめ、企業が豪華な商品を売り物に実施する抽選について、公平交易委員会(公平会、公正取引委員会に相当)は、賞品の最高額を500万台湾元(約1,700万円)に引き上げる方針を固めた。今月中にも実施する。22日付自由時報が伝えた。

 現行規定では、賞品の最高額が基本工資(最低賃金)の120倍、現在の基本工資(1万9,273元)で計算すると、約231万元に制限されている。しかし、乗用車など規定を上回る高額賞品が当たる抽選を実施した企業が処罰されるケースがあった。

 ただ、現行規定をめぐっては、「民間に介入し過ぎだ」との批判があったことから、公平会は規制を緩和することにした。

 年間の賞品総額の上限も、企業の売上規模によって異なるが、従来の1.5倍に引き上げられる。