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中華電信とインテル、IoT・クラウドで戦略提携


ニュース 電子 作成日:2014年8月22日_記事番号:T00052285

中華電信とインテル、IoT・クラウドで戦略提携

 通信キャリア大手、中華電信は21日、モノのインターネット(IoT)、クラウドコンピューティング、SDN(ソフトウエア・ディファインド・ネットワーク)の3分野で提携覚書(MOU)を締結した。これにより中華電信はインテルにとってアジア初、世界で5社目のIoT分野におけるパートナーとなった。22日付工商時報が報じた。


洪院長(右1)は台湾がIoT、クラウド、SDN分野で世界をリードしたいと語った(中華電信リリースより)

 両社は今後、スマートハウス、エネルギー管理、運行管理などの分野で協力する。

 中華電信傘下の研究機関、中華電信研究院の洪豊玉院長は「IoTは将来、通信業界に多くのイノベーションの機会をもたらす」と強調。その上で「当機関は長年にわたり、スマートシティ、スマートハウス、セキュリティ、交通、医療など向けIoT、クラウド、SDN技術とサービスの開発を進めている」と説明した。

 今回の提携について「インテルの重要技術、中華電信が開発するソフトウエア、および台湾のハードウエアメーカーの協力を合わせれば、多様で革新的なICT(情報通信技術)サービスを提供できる」との見方を示した。