ニュース 電子 作成日:2014年8月22日_記事番号:T00052286
ドイツのIDM(垂直統合型の半導体メーカー)、インフィニオン・テクノロジーズが20日、同業の米インターナショナル・レクティファイアー(IRF)を買収し、IGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)やパワーMOSFETといったパワーデバイスを強化すると発表したことを受け、先ごろインフィニオンからIGBTの生産を受託したファウンドリーの世界先進積体電路(VIS)や半導体テスティング(検査)業務で長期にわたり協力関係にある欣銓科技(アーデンテック)が最大の恩恵を受けるとみられている。22日付工商時報が報じた。
モバイル機器の世界的な普及がデータセンターやクラウドコンピューティング市場の爆発的な成長を促している他、電気自動車(EV)市場の発展も加わってパワーデバイス市場は昨年下半期から需要が目に見えて高まっており、インフィニオンは自社の生産能力では追い付かず、組み込みフラッシュ(eFlash)マイクロコントローラ(MCU)の生産を台湾積体電路製造(TSMC)に、IGBTの生産を世界先進に委託。検査はアーデンテックが手掛けている。
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