ニュース 電子 作成日:2014年8月22日_記事番号:T00052287
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、日月光半導体製造(ASE)は、EMS(電子機器受託生産サービス)を主要業務とする中国子会社、環旭電子(ユニバーサル・サイエンティフィック・インダストリアル)の上海工場、環維電子(上海)の2億人民元(約34億円)増資を決めた。ASEによる中国生産拠点に対する今年最大の投資となる。22日付蘋果日報が報じた。

ASEグループ連結売上高の35%を占める環旭電子は、上海市の金橋出口加工区(輸出加工区)をはじめ、昆山市(江蘇省)、深圳市(広東省)、台湾の南投県、メキシコなどにも工場を有する。今回増資を決めた環維電子が最も規模が小さいが、来年以降新生産ラインが相次いで稼働する見通しだ。
ASEは電子製品の小型化に貢献するシステム・イン・パッケージ(SiP)が今後の成長のけん引役になると見込む。SiPとEMSで、ウエアラブルデバイス(装着型端末)やモノのインターネット(IoT)分野での発展を狙う。
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