ニュース 金融 作成日:2014年8月25日_記事番号:T00052300
金融監督管理委員会(金管会)は22日、政府系金融持ち株会社、華南金融控股傘下の損害保険会社、華南産物保険が中国に合弁で設立する自動車保険会社、神州汽車保険に10%出資することを認可した。23日付工商時報が伝えた。
神州汽車保険は、華南産険と中国・麦特集団(MITグループ)の合弁で、資本金は6億人民元(約100億円)。麦特集団は情報技術、機械、化学を主力とする企業グループ。
金管会保険局によると、華南産険の出資額は2億5,000万台湾元(約8億7,000万円)となる見通しだ。同社は中国の自動車市場成長を有望視し、自動車保険事業への参入を決めた。
台湾保険業界で中国への投資が認められるのは8例目で、政府系金融機関の保険会社では初となる。また、台湾の損保会社が中国の同業に出資するのも初めてだ。
台湾の保険会社の中国進出に際しては、▽総資産50億米ドル以上▽設立から満30年を経過していること▽代表事務所開設から満2年が経過していること──という条件を定めた通称「532条項」がある。条件の認定基準がグループまたは金融持ち株会社基準に緩和されて以降、中国の保険会社への投資が認められるのも初となる。
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