ニュース 商業・サービス 作成日:2014年8月25日_記事番号:T00052309
日本航空とJR東日本による共同運営体制が7月にスタートした創造旅行社(CTT、本社・台北市、北川正俊董事長)は22日、JR東日本の鉄道オプショナルツアー「東日本鉄道假期(東日本鉄道ホリデー)」の販促強化や、日本航空とJR東日本が連携した企画商品推進など、今後のサービス展開方針について発表した。

発表には植木義晴日本航空社長(左)と冨田哲郎JR東日本社長(右)も出席し、CTTの事業への期待度の強さをうかがわせた。中央は北川正俊CTT董事長(22日=YSN)
今年上半期、日本を訪れた外国人旅行者のうち、台湾からは139万人で最多を占めた。日本航空とJR東日本は日本国内ではライバル関係にあるが、この市場を開拓すべくCTTをプラットホームに初めて海外市場で提携を組んだ。CTTは香港、タイ、マレーシアなど他のアジア地域への販路拡大も視野に入れる。
販促に注力する「東日本鉄道假期」は日光の紅葉めぐりや群馬県の温泉めぐり、富士山周辺めぐりなど、JR東日本の鉄道路線を使って魅力ある観光地を回るパッケージプラン。また、山形新幹線の足湯付き車両「とれいゆ」など魅力ある鉄道の旅もアピールする。
さらに、航空と鉄道の輸送サービスが連携する強みを生かして「東京イン・東北経由・北海道アウト」といった多様な行程の旅行商品を企画する。日本航空、JR東日本ともに日本で東北復興支援ツアーを展開中だが、台湾市場でも東北の魅力を体感できるツアーの販売を計画している。
このほか、日本の自治体向けに台湾市場向けのプロモーションパッケージの提案も計画している。台湾での商品設定、効果的な宣伝計画を策定し、自治体による台湾人旅行者誘致を支援していく。
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