ニュース 電子 作成日:2014年8月25日_記事番号:T00052314
中国の内需向けおよび輸出向け携帯電話市場の拡大を受け、同製品用タッチパネルコントローラICの需要も高まっているが、同市場では激しい価格競争が進んでいる上、聯発科技(メディアテック)が投資する深圳市匯頂科技(GOODiX)、および今年メディアテックに合併吸収された晨星半導体(Mスター・セミコンダクター)のタッチIC部門が合わせて50%以上のシェアを占めており、他の台湾メーカーはニッチ型製品分野に生き残りをかけている状況だ。25日付電子時報が報じた。
業界関係者によると、中国携帯電話向けタッチIC市場におけるGOODiXとMスターの2013年のシェアはそれぞれ20%前後で、今年も出荷を伸ばしており、両社を合わせたシェアは既に過半を突破しているようだ。
現在10社を超える台湾のIC設計業者が同市場に参入しているが、タッチICソリューション分野への参入が早く、製品ラインも多様なMスターおよび敦泰科技(フォーカルテック・システムズ)を除いては思うように受注獲得が進まず、わずかなシェアにとどまっている。
さらに携帯向けタッチICのオファー価格は下落が続き、利益獲得が難しいことから台湾メーカーの商機獲得意欲は徐々に薄れているという。
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