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張顕耀氏が検察出頭、機密漏えい疑惑で潔白主張


ニュース 政治 作成日:2014年8月26日_記事番号:T00052324

張顕耀氏が検察出頭、機密漏えい疑惑で潔白主張

 行政院大陸委員会(陸委会)副主任委員を辞任した張顕耀氏は25日、機密漏えい疑惑について潔白を主張するため、台北地方法院検察署に自ら出頭し事情聴取を受けた。26日付蘋果日報が伝えた。


張氏は、わずか1週間で政治生命を断たれたと無念を語った(25日=中央社)

 事情聴取で張氏は容疑を改めて否認した上で、馬英九総統に宛てた手紙を手渡し、「君主(総統)が辞任を命じるならば、臣下(張氏)は辞任せざるを得ない」「辞任は国家安全会議(国安会)秘書長(金溥聡氏)の指示によるものだ」などと主張した。担当検事は事情聴取後、随時出頭に応じられるよう、張氏の住居を制限し、捜査を待つよう命じた。

 一方、張氏は同日、蘋果日報のインタビューに応じ、「どんな機密を漏らしたのか今もって分からない」とした上で、「もしレッドラインを踏んだならば、それは当局が設けたものか、法律によるものか、事後の上司の考えによるものか。事後に決まったレッドラインならば、いかなる交渉内容も機密漏えいになり得る」と不満を語った。