ニュース その他製造 作成日:2014年8月26日_記事番号:T00052327
経済部統計処が25日発表した7月の工業生産指数は前年同月比6.08%上昇の112.26ポイントで単月としては過去最高を更新し、6カ月連続でプラス成長となった。工業生産指数の9割以上を占める7月の製造業生産指数も前年同月比6.77%上昇の112.27ポイントで、同じく過去最高、6カ月連続のプラス成長だった。26日付工商時報などが報じた。
統計処はプラス成長の主因として、半導体、発光ダイオード(LED)、光学デバイス、鉄鋼、石化、自動車、機械などの増産を挙げた。
製造業のうち、電子部品業は前年同月比9.67%上昇の129.86ポイントで過去最高を更新。特にモバイル端末用チップの需要の高まりやファウンドリーの新生産ライン稼働で、半導体業が10.57%上昇の154.15ポイントだったことが貢献した。ただ、液晶パネル・その他部品業は、97.66ポイントと1.58%下落で、依然としてマイナス成長が続いた。
8月の工業生産指数について楊貴顕統計処副処長は、モバイル端末の新製品発売に伴い、半導体、光学デバイスの需要が高まると予測。パソコン市場の回復傾向に加え、台湾域内の鉄鋼業の高炉が年次保守を終え、稼働を再開することから、引き続きプラス成長が期待できると予測した。
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