ニュース 金融 作成日:2014年8月26日_記事番号:T00052331
中央銀行(中銀)が25日発表した7月の通貨供給量(マネーサプライ)統計によると、株式市場への投資待機資金の指標となるM1B(現金通貨と預金通貨)伸び率は6月まで2カ月連続で下落していたが、7月は7.65%と前月(7.46%)から上昇。市場への資金供給を表すM2(現金通貨、預金通貨、定期預金など準通貨の合計)の伸び率は5.63%で、前月(5.74%)に比べ0.11ポイント下落した。下落は3カ月連続で、5カ月ぶりの低水準だった。26日付工商時報が報じた。
その結果、M1BとM2の伸び率の差は2.02ポイントとなり、前月(1.72ポイント)から拡大。株式市場の先行きを楽観視する心理が反映された。
M1Bの伸びは株式市場の取引が活発だったことと随時引き出し可能な預金の残高が増えたことが原因だ。M2は外資による資金の純流入が減少したことで伸びが鈍化した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722