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フェデラルが桃園で増産か、中国製タイヤの米AD調査で【図】


ニュース その他製造 作成日:2014年8月26日_記事番号:T00052337

フェデラルが桃園で増産か、中国製タイヤの米AD調査で【図】

 米国の中国製タイヤに対する貿易救済措置(アンチダンピング関税・補助金相殺関税)調査を受け、タイヤの泰豊輪胎(フェデラル)は25日、第4四半期以降の状況をみて生産能力増強計画を確定すると表明した。市場では、数年前に土地を購入した桃園科技工業園区(桃園県観音郷)に新規工場を建設するとみられている。26日付経済日報が報じた。

 同社は桃園県中レキ(レキは土へんに歴)工場の年産能力が400万本で、現在の稼働率が8割に上る。中国・江西工場は年産能力300万本。同社は、江西工場は北米向け販売の割合が少なく、反ダンピング関税が決定しても影響は大きくないと指摘した。

 今年は米国の自動車市況が良く、タイヤの需要が回復している上、米国のダンピング調査でタイヤ価格は上昇が見込まれている。