ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2014年8月26日_記事番号:T00052338
タイを中心に事業展開する鋼材メーカー、聚亨企業(タイクーンズ)が30億台湾元(約100億円)を投じ、同国ラヨーン県に建設した電気炉工場(TYスチール)が25日に稼働した。同工場のビレット年産能力は最高72万トン。同社は川上〜川下の垂直統合を実現した形で、タイが今後7年間に進める大規模インフラ建設で商機獲得を狙う。26日付工商時報が報じた。
黄董事長(右3)、陳・駐タイ代表(右4)らが火入れを行った(25日=中央社)
聚亨の黄文松董事長は、「グループの10年来の夢である垂直統合が実現した」と語り、今後は原料在庫、価格変動リスクの管理で、経営資金圧力や運営コストを低減することが可能な他、製品品質の向上、製品ラインアップの拡張など高付加価値化にもつながると強調した。
同日行われた稼働式典に出席した台北経済文化代表処の陳銘政駐タイ代表によると、ラヨーン県はタイ東部における経済の中心地で、周辺では自動車工業が発達している。
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