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ASEとボッシュ、MEMSセンサーで提携【表】


ニュース 電子 作成日:2014年8月27日_記事番号:T00052370

ASEとボッシュ、MEMSセンサーで提携【表】

 半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、日月光半導体製造(ASE)は26日、微小電子機械システム(MEMS)大手、ボッシュ・センサーテックの製造・技術提携パートナーに指定されたと発表した。両社は今後、先進センサーの研究開発(R&D)、生産で協力する。27日付蘋果日報が報じた。

 これまでにASEのウエハーレベルパッケージング(WLP)技術を用いて、ボッシュは業界最小サイズの3軸加速度センサーを実現している。

 MEMSセンサーの昨年の市場シェアは、▽STマイクロエレクトロニクス、22%▽ノウルズ・エレクトロニクス、14%▽アバゴ・テクノロジーズ、10%▽ボッシュ、8%──の順。上位3社は自社生産、ボッシュはASE、京元電子(KYEC)、菱生精密工業(リンセン・プレシジョン・インダストリーズ)が供給している。

 iPhoneやiPadの影響で、スマートフォンにジャイロスコープ、加速度センサーなど大量のMEMSセンサーが使われるようになった。モバイル端末やモノのインターネット(IoT)の広がりで、今やセンサー技術は不可欠な存在だ。