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ゲームのアイテム取引サイト、バーチャル通貨摘発


ニュース 社会 作成日:2014年8月28日_記事番号:T00052378

ゲームのアイテム取引サイト、バーチャル通貨摘発

 オンラインゲームのアイテム取引サイト「8591宝物交易網」を運営する数字科技(ADDCNテクノロジー)が、金融監督管理委員会(金管会)の認可を得ずに「T点」と呼ばれるバーチャル通貨をチャージ方式で販売していたとして、「電子票証(電子マネー)発行管理条例」違反で摘発され、新北地方法院検察署は27日、同社の廖世芳董事長ら幹部3人を起訴した。28日付蘋果日報が報じた。


起訴された廖董事長(左)と呉聡賢総経理(右)。不正所得は1億元に上るとみられる(27日=中央社)

 調べによると、同社はT点を186億台湾元(約650億円)相当販売していた。検察はT点のチャージ機能が電子マネーに相当すると判断した。同社は昨年2月に金管会から文書による指摘を受け、取引前にT点をチャージすることを禁止したが、検察はそれ以前の違反行為について立件した。

 同社は「8591」の他、賃貸住宅情報サイトの「591房屋交易網」、中古車取引サイトの「8891汽車交易網」などを運営しており、サイトの会員数は全体で400万人、「8591」だけで170万人に達する。