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8月の消費者信頼感指数、5カ月ぶり下落【図】


ニュース その他分野 作成日:2014年8月28日_記事番号:T00052382

8月の消費者信頼感指数、5カ月ぶり下落【図】

 中央大学台湾経済発展研究中心(台経中心)が27日発表した8月の消費者信頼感指数(CCI)は83.06ポイントと前月比5.11ポイント下落し、5カ月ぶりに下落に転じた。28日付蘋果日報などが報じた。

 過去最高だった前月から下落に転じた主因について、調査に当たった輔仁大学統計資訊学系の謝邦昌教授は、復興航空(トランスアジア航空)機墜落事故や高雄市の大規模爆発事故が台湾住民の心理に影を落としたと指摘。調査対象の6項目全てが下落しており、消費者信頼感指数は先行指標のため、3~6カ月後への警告だと指摘した。

 最も下落幅が大きかったのは「今後半年間の株式投資機会」で、前月比11.8ポイント下落の84.1ポイントだった。続いて、▽「今後半年間の台湾景気」、77.4ポイント(7.85ポイント下落)▽「今後半年間の家庭経済」、76.3ポイント(3.65ポイント下落)▽「今後半年間の就業機会」、108.37ポイント(3.63ポイント下落)▽「今後半年間の耐久消費財購入」、106.95ポイント(2.35ポイント下落)▽「今後半年間の物価水準」、45.25ポイント(1.35ポイント下落)──の順だった。