ニュース その他分野 作成日:2014年8月28日_記事番号:T00052384
国家発展委員会(国発会)が27日発表した7月の景気対策信号総合判断指数は27ポイントで前月比1ポイント上昇し、6カ月連続で「緑(景気安定)」となった。28日付工商時報が報じた。
総合判断指数を構成する9項目のうち「税関の輸出額」が1ポイント上昇し、景気信号が「黄青(景気後退傾向)」から「緑」となった。その他の項目の景気信号は前月と同じだった。
国発会は、金融、生産、貿易関連の指標の安定に加え、景気に対する市場調査でも楽観的な見方が続いていると指摘。一致指標の同時指標総合指数もトレンド除去後は101.44ポイントで0.27%上昇し、15カ月連続で上昇していることから、景気回復傾向に変わりはないとの見方を示した。
今後の見通しについて、欧州連合(EU)の経済成長率が約1%と低迷していることは気になるが、世界経済全体としては回復に向かっており、台湾の輸出増加に貢献すると予測した。内需に関しては、半導体関連メーカーによる先進プロセス投資、通信キャリアの第4世代移動通信規格(4G)サービス設備設置の他、個人消費、労働市場の改善、台湾株式市場の加権指数上昇などは変わらず、景気対策信号は今後数カ月「緑」が続くとの見方を示した。
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