ニュース 金融 作成日:2014年8月28日_記事番号:T00052386
金融持ち株会社、国泰金融控股(キャセイ・フィナンシャル・ホールディングス)がフィリピン・リサール商業銀行に150億〜200億台湾元(約520億〜690億円)を出資し、同社株式の20〜30%の取得を計画しているとの観測が外電によってこのほど伝えられた。これに対し国泰金は27日、「個別案件についてはコメントしない」と回答したものの、金融監督管理委員会(金管会)の曽銘宗主任委員は「そのことは承知している」と語り、間接的に事実であることを認めた。28日付工商時報が報じた。
工商時報によると、国泰金はリサール銀の買収を目指しているとされるが、経営権獲得には同行の最大株主であるパン・マラヤン・マネジメント&インベストメント(PMMIC)の持ち株比率45.2%を上回る必要がある。
国泰金の李偉正広報担当は、具体的なコメントを避けたものの、「当社がアジア展開に向けて積極的に準備を進めていることは確かで、あらゆる可能性を排除しない」と強調した。
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