ニュース 電子 作成日:2014年8月28日_記事番号:T00052391
オートメーション化の進むアジアの工場の多くで導入が加速している産業用オープンネットワーク「EtherCAT(イーサキャット)」の分野に多くの台湾メーカーが参入しており、特に産業用コンピューター最大手の研華科技(アドバンテック)、凌華科技(ADリンク・テクノロジー)、新漢(ネクスコム)、台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)の4社が年内に相次いで関連製品の量産、出荷を開始するとみられる。28日付蘋果日報が報じた。
アドバンテックは27日に開幕した台北国際自動化工業大展(台北世界貿易センター南港展覧館)で、イーサキャットマスターとスレーブ各1台から成る製品を発表。まだ量産には至っていないものの、既に受注できる状態となっており、印刷工場や生産ラインの長い工場での導入がターゲットと強調した。
一方、ADリンクもイーサキャットマスター1台を出展。さらに11月にはスレーブ8種類の開発が完了する見通しを示した。同社の製品は広温度範囲、ホットスワップ、容易なメンテナンスといった特色を持つという。
ネクスコムは2年前、工作機械部品大手の上銀科技(ハイウィン・テクノロジーズ)との提携によりイーサキャットマスターを開発。半年前に量産に入り、今年は500台の出荷を見込む。
デルタは今年初め、先達工控(SYN-TEKオートメーション)を買収してモーションコントロール技術を掌握。12月にイーサキャット関連の新製品を発表すると観測されている。
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